しおね
はじめまして！
しおねです。
ピアノを弾いたり
吹奏楽部に所属していたり
音楽がとにかく好きです！
そんな私があなたに伝えたいこと
＼音楽はとっても自由で楽しい！／
ということです。
私は習い事でピアノをやっていました。
でもなかなかうまくならず、
「基礎すら下手」
「指が思うように動かない」
「上達を感じられない」
「先生から合格もらえない」
こんなことばかり考えていました。
そんな私が大きな失敗をします。
ピアノの発表会で
頭が真っ白になり、弾けなくなりました。
練習のときには弾けていたはずなのに、
苦手なところは何回も練習したのに。
どれだけ後悔しても
やり直しがききません。
中学校では
合唱コンクールの伴奏者になりました。
そこでも大きな失敗をしたんです。
初めて歌と一緒にできる日、
私は一つのミスからテンパって
どんどん修正できなくなり、
最後の方はアカペラ状態…
自分では練習したと思っていても
結果はぜんぜんダメで
私に「ピアノの才能はない」と思いました。
それでも音楽が好きだった私は
ことに。
「ピアノは上手くいかなかったけど
ほかの楽器ならできるかもしれない」
こんな希望を少し持ちながら
練習が始まりました。
ところが
一向に上手くなりません。
練習方法もわからないまま、
同級生はみるみる上達していきます。
夏休みに入る頃、
コンクールのメンバーが発表されました。
私の名前は呼ばれませんでした。
「頑張ったんだけどな」
こんなことがきっかけで
私は音楽をしたくなくなりました。
だって何をしても上手くいかないから。
練習から離れるようになると
当然上手くはなりません。
ある部活の日
みんなで演奏をしていたら、
突然先生がピタッと曲を止めました。
「クラリネットの音が汚い」
「ひとりずつ吹いて」
みんなの前でひとりずつ、吹く。
しかも、めちゃくちゃ厳しい先生もいる前で。
もう冷や汗が止まりません。
とうとう自分の番になったとき
盛大にミスりました。
その場の空気は最悪。
その後先生に呼び出され、
コテンパンにダメ出しをされました。
ほんっとうに逃げたかったのですが
そのときに言われた言葉が
私を変えてくれました。
「完ぺきじゃなくていい。」
曲をキラキラさせる役割のことが多く、
早く沢山の音を演奏できなければ
なりません。
周りよりもできなかった私は
できないところも一気に
できるようにしよう！
としていました。
でも、
かえって成長を遅くしていました。
小学生の頃、
漢字を覚えていくことって
ありましたよね。
そのときに
小学１年生のことから
全部を漢字で書こうとしていましたか？
たぶん全部調べて書く
ということはしていなかったと思います。
でも、大人になって
知っている漢字も増えた状態で
わからない漢字があったら、
調べたことあると思います。
それって
わからないものが”たまに”出てきたから
じゃないですか？
音楽でも同じです。
この考えに出会ってから、
練習がちょっと楽しくなりました。
「完ぺきじゃなくてもいい」
と思うと、気が楽になり不思議と
いつもつまずいてた箇所が弾けるように
なりました。
コンクールのメンバーに入れなかった１年後、
私は念願だったメンバーに入れました！
しかも、その年のコンクールでは
県大会で金賞受賞！！
努力が報われてからというもの、
練習時間が好きになり、
最終的には
パートリーダーになりました。
私は
「ピアノの才能がない」
と思っていましたが
どの楽器をやるにしても
ちょっとだけ
「心の持ち方・考え方」
を変えてみたら
誰だって上達します。
最近、
私の父（52）がピアノを始めました。
音楽経験がなかったため、
もちろん楽譜は読めません。
最初はいつも
ドから音を数えていました。
しかし、半年たつ頃には
クラシックを弾けるようになり、
ピアノを趣味だといえるほど
楽しんで弾いています。
私が沢山悩んでいたからこそ、
上手くできない気持ちが
痛いほどわかります。
私の父が楽しめているように、
今度はあなたにその楽しさを知ってほしいです。
「大人になってからピアノを始めるのは遅い」
そんなことはありません。
今があなたのベストなタイミングです。
弾いてみたい、その気持ちを
実現してみませんか？
最後まで読んでいただき
ありがとうございました！
